全く想像がつかない? 南極マラソン完走した私がよく聞かれること1

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私は2014年11月に南極で行われたステージレースに参加しました。

砂漠に行くこと、砂漠を走ることにも驚かれますが、
南極は更に想像しにくいようで驚かれます。

よく聞かれることについて書きます。

南極へはどうやって行くの? 移動と滞在について

仕事ではなく民間人が観光やレースとして南極に行く主なルートは2つ

・アルゼンチンの最南端の町ウシュアイアからクルーズ船
・チリのプンタアレナスから輸送機

クルーズ船で行く場合、2日かけてドレーク海峡を渡ります。
天候や海の状況により、船酔いに悩まされる人の割合は変わります。

「南極は素晴らしいけど、船酔いがとにかくきつかった」

そう聞いていたので、子供の頃乗り物が苦手だった私はとても心配していました。
ですが、揺れで目が回りそうな時は文字を見ないで横になる程度でやり過ごせました。

海峡を通過すると海は穏やかに。
クルーズ船は、半島やいくつかの島を回っていきます。

船内はホテルとほぼ同じです。
ベッドがあり、シャワーも浴びることができます。

ベットメイクも毎日入り、タオルも交換してもらえます。

朝昼晩、食事の支度ができると放送が入ります。

朝はビュッフェ、昼は前菜とメインの2皿、夜はデザートもつきます。
ラウンジではいつでも飲み物が提供されています。

別料金でワインやビールなどアルコールも注文できます。

私の乗ったクルーズ船ではインターネットが一部使えました(2014年当時)。
ただし、高い上に遅い。

100ドル分購入し、うっかりFacebookを開いてしまった人は
数分待たされて最初に表示されたページの投稿写真や動画で
容量全て消費されて何もできなかったそうです。

場所によって遅かったり、繋がらなかったりして、
あまりあてになりませんでした。

船に乗って驚いたのは、全員参加の避難訓練。
国際条約で出航から24時間以内に行うことが義務付けられているそうです。

私の参加したレースは観光にも使われるクルーズ船を利用しました。

もう一方は、輸送機です。

プンタアレナスから輸送機で4時間半。
夏の期間だけ使われる南極唯一の民間基地ユニオングレーシャーに滞在します。

ここには生活用のテントや食堂、医務室などがあり、
散策や登山などアクティビティを楽しむこともできます。

ただし有視界飛行で視界が20kmないと飛ぶことができません。
天気が悪いと数日単位で南極から出られないこともあります。

南極ってどんなところなの?

南極は、日本から直線距離でも14000km以上離れた世界で一番寒い場所。

巨大な氷河や氷山の絶景、アザラシやペンギンなど野生動物が見られます。
2mを超えるアホウドリもいます。

冬は世界で一番寒いとはいえ、民間人が行くことができるのは夏だけ。
11月~2月の限られた期間に世界中から3万人ほど観光客が訪れます。

この時期は、白夜で日照時間が長く、沿岸部の気温はマイナス5度から10度程度。
日本のスキー場の方がよほど寒いのです。

・南極には何も持ち込まない、何も持ち帰らない。
・野生動物には近づかない。

船内でも野生動物や自然保護のレクチャーがあります。
上陸用の長靴の靴底は毎回消毒します。

青と白とグレーで音がない世界。
ウィルスもほこりもない澄んだ冷たい空気。

誰もが行く場所ではありませんが、自然への畏怖と
環境保護の大切さを痛感します。

なお、南極に上陸する人は、事前に環境省に
「南極地域活動の届出書」を提出する必要があります。

南極で行われるレースについては、次の記事で。

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