トルデジアンは初日リタイア  敗北も次の挑戦へのモチベーションになる

Pocket

250kmステージレースに7回出場し、5回完走していますが
完走できる見通しが立てられていないレースがあります。

トルデジアン(330km)
NHKのグレートレースでも取り上げられています。
抽選3年目にしてようやく当選し、昨年2017年に初参加しました。

これまで100kmのトレイルレースは完走していますが、これは330km
イタリア北部の3000m級の峠をいくつも超えていくものです。

制限時間は150時間(6日と6時間)
ステージレースではなくノンストップ
トップ選手は寝ないで走り通し、3日程度でゴールします。

50kmごとに体育館などで預けておいた自分の荷物を受け取り、
簡易ベットやシャワーを使い、食事を取ることができます。

なぜ挑戦したのか

タフなレースに出ていると、参加者同士で、
これまで出たレース、これから出ようとするレースの話題になります。

これまでの経験と現在の体力から、
250kmステージレースは油断せずしっか準備すれば高い確率で成功しそうです。

そうなると、今度は違うものにも挑戦してみたいという気持ちが湧いてきました。

・250kmより更に長い330km
・イタリア料理のビュッフェと更にワインやビールもついている
・寝る時間はあまりないけど、ずっと動き続けられれば完走できる
・レースというより旅

という情報から参加を決めたのです。

結果は

初めて参加したサハラレースと同じ、初日30km程度でリタイアでした。

真夜中にガレた岩山を登り、くだり次のチェックポイントで制限時間オーバーが
見えれしまった時、心が折れました。

数年前のレース中、滑落した選手が亡くなった峠を前にして
制限時間に間に合わないことがわかっていて
真夜中に登る気持ちになれませんでした。

今後

いつかまた、あの場所にという気持ちはあります。

ですが、がれ場でどの岩に足をおこうと頭で考えている状態ではトルデジアン完走は望めません。

トルデジアンはトレッキングではなく、登山です。

リソースのかなりの部分を登山にかけないと、必要な能力はつきません。

他のやりたいこと、やるべきこととのバランスの中で、じっくりと温めておきます。

Pocket

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。