「あなたの夢はなんですか?」
「そうですね・・・、いつか・・・」
3つ、4つはすぐに思い浮かぶでしょう。
それ、夢のままで終わらせてしまっていいのでしょうか?
ナイアガラフォールズ(2017.9撮影)
いつかは自動的には来ない
・いつかナイアガラの滝を見てみたい
・いつか両親をハワイに連れて行ってあげたい
・いつか紅海でダイビングをしてみたい
・いつか富士山に登ってみたい
・いつかホノルルマラソンを走ってみたい
・いつか大学院で学んでみたい
・いつか起業してみたい
テレビや映画で見たり、友人知人の話を聞いたり、様々なきっかけで
いつか自分も、と思うことはあるでしょう。
私も、こどもの頃から思い描いていた夢が沢山あります。
既に実現したこともありますが、新しいものも毎年のように加わります。
ですが、
・時間が取れない
・お金がかかる
・大変そう
大きくはこの3つを理由に、夢が夢のままになります。
夢のままでいいのか
私の心残りの一つは、シリアのパルメラ遺跡です。
朝靄の中に浮かぶ神殿、城砦、列柱道路の写真に心動かされ、いつかここに行こうと思っていました。
2015年、ISILによって神殿や凱旋門が完全に破壊されたという報道に触れ、観光旅行が問題なく行われていた時に行かなかったことを後悔しました。
私が砂漠マラソン(250km)完走を目指していた頃、低酸素ルームで60代、70代でトレーニングに励む方とよく一緒になりました。
6000m級の登山計画のために、荷物を背負ってゆっくりと歩いたり、踏み台昇降をするのです。
・学生の頃は時間があってもお金がない。
・働き出してお金ができてきたら、仕事や家族のことで時間がない。
・リタイアして時間ができ、お金もあったとしても体力がない。
・お金、時間、体力、全部揃うのを待っていたら夢は実現できない。
夢を夢のまま終わらせないためには、どこかで多少の無理をする必要がある、ということが、ずしっと心に響きました。
優先順位をあげてみる
・夢のまま何もしなかったとして、30年後の自分はどう思うでしょう?
そんな夢を持っていたこともあったね、と軽く言えるなら、それほど問題はないかもしれません。
ですが、後悔しても仕切れない、そう感じる夢はありませんか?
・30年後の自分が、今の自分に対して声を掛けるならなんと言うでしょうか。
・今なら出来ること
・今から始めれば出来ること
おそらく誰にもあるはずです。
忙しさに紛れて大事な夢を何年も忘れてしまわないよう、ぜひ書きとめてください。
・関連しそうなHPをブックマークに入れること
・関連しそうな本を買ってみること
・写真をパソコンやスマホの壁紙にしてみること
どんな小さなことでも構いません。
その小さな1つの行動が夢につながる第一歩なのです。